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リンゴ病 昨年から流行中 大人も感染注意 

      2016/04/02






リンゴ病 昨年から流行中 大人も感染注意



春から夏にかけて患者が増えるリンゴ病。

2015年から大流行している。


ringobyo[1]




リンゴ病とは?



罹患した子どもの両ほほが

発疹で赤くなることから

「リンゴ病」と呼ばれている。





正式名は「伝染性紅斑」といい、

大人もかかる感染症のことをさす。





リンゴ病は

「ヒトバルポウィルスB19」

というウイルスが原因。





感染者の咳やくしゃみのしぶきに

含まれるウイルスを吸い込んだり、

ウイルスが付いた手で

口や鼻を触るなどして

ウイルスが体内に入ることが

主な感染経路。





数日から2週間ほどの潜伏期間の後、

発熱やだるさなど

インフルエンザに似た症状が出る。




続いて特徴的な赤い発疹が出るが

そのころはもうひとに広がる恐れはない。





大人の場合、関節の強い痛みが長引いたり

妊婦が感染すると流産するリスクもある。





私の住む兵庫県内でも高水準の罹患率


トップに挙げているグラフの通り、

国立感染症研究所のデータによると

4〜6年周期で大きな流行がある。




全国約3000の小児科医が

国に患者数を報告しているが、

2015年は2000年以降で最多

となる10万人の報告があった。





2016年3月上旬の時点でも

1医療機関あたりの報告数は高水準で

例年の流行期は6〜7月とこれからになる。





兵庫県内では

2016年3月上旬まで対象の小児科から

計540人を超える報告があった。





1医療機関あたりの報告数は

過去10年間では2011年に次ぐ

2番目の高水準になる。





大人は子どもと異なる症状〜激しい関節痛や流産のリスク


 ・潜伏期間5〜6日で血液中にウイルスが出現、
  気道分泌物への排泄が始まる。

 ・成人では感染7日目ごろから
  発熱、頭痛、悪寒、筋肉痛などの
  非特異的症状がみられるが、
  小児ではこれらの症状が欠けることが多い。

  数日で血液中のウイルスが消失し、
  非特異的症状も改善、
  ウイルスの排泄もみられなくなる。

 ・その後約1週間は無症状。

 ・無症状期の期間を過ぎて後、発疹が出現する。
  まず両側の頬が発赤し、
  その後1〜4日で体幹・四肢にも
  紅斑(赤い、平坦な発疹)が出現する。

  体幹・四肢の紅斑はある程度まで大きくなると、
  中央から退色し、網目状の発疹
  (レース状皮疹と表現される)となるのが特徴的である。

 ・小児では発熱などもほとんどみられず、
  発疹だけが出現して治癒していくことが多い。
 
 ・一方成人では、
  頭痛、掻痒感、発熱、関節痛および関節炎、筋肉痛など
  多様な全身症状を伴う。

 ・妊婦が感染すると流産のリスクも報告されている。





早く診察を受ける



実際に患者を診察している医師の話では、

「特徴的なほほの発疹は大人では少なく

発疹が出る場合もほとんどが手足」




「子どもではほとんど見られない

強い関節痛があり、患者は

女性が多い」




という。




大人では関節痛の痛みから

リウマチを疑ったりするが

早く診察を受けることで

原因がわかるので「安心」につながると思う。






特別な治療法が無い?


残念ながら、特別な治療法は無く

通常は1週間程度で自然に治るが

妊婦が感染すると流産の原因になる。





2011〜2012年の厚生労働省の調査で

流産のリスクがあることが確認され、

妊婦向けのパンフレットを作製し

注意を呼びかけている。





専門家の間でも、

 ・「大人の伝染性紅斑への認知度が低く

  医療関係者の間でも低いことが問題」

という。





現在、検査に保険が適用されるのは妊婦だけで

それも種類が限られている。





私は、

「正しい診断を受けるためには

検査は必要」という認識のもと、

保険適用の範囲を広げるべという

意見の立場でいたいと思う。








 - シニアのあんしん

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