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脳卒中後のリハビリ CI療法とは? 手は動くようになるのか?

      2016/03/16





脳卒中後のリハビリ CI療法とは? 手は動くようになるのか?


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まひ側を集中的に訓練するCI療法とは?


脳梗塞や脳出血など脳卒中を発症した後の

上肢のリハビリテーションは長らく、機能が

残った手で日常生活をこなすための訓練が

主だった。





だが、近年、まひした側の手を訓練することにより

脳内に新たな神経回路を生み、機能回復につなげる

リハビリ
が成果を上げている。





その代表的な治療法が、1980年代に

アメリカで生まれ、日本では兵庫医科大学

(兵庫県西宮市)の道免和久教授が2003年に

始めた「CI療法」だ。





「CI療法」とは直訳すると「拘束誘発性運動法」。

まひがない手を拘束し、まひした手を集中的に

訓練する方法。



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本人のやる気しだい?

大阪市の中村さん(85)は2015年2月に

脳梗塞を患い、右半身がまひした。




半年間入院してリハビリに努めたが、手は

ほとんど上がらず、指もわずかに動く程度

だった。





2015年12月、兵庫医大病院を受診し、

計10日間、1日5時間の集中訓練を続けた。


 ・まひした右手で積み木を動かす

 ・積み木を積む

 ・お金を動かす


などの道さを繰り返し、その距離や高さを

徐々に増やしていくという方法。





リハビリの結果、ほとんど動かなかった右手は

 ・頭上まで上がるようになった。

 ・箸でうどんが食べられるようになった。


病後も一人暮らしを続け、日常生活を

こなしている。




中村さんは、

「リハビリは苦しいが、まだまだ人生を楽しみたい

と思って、訓練に取り組んだ。本人のやる気が

問われる療法
だと思うが、『少しでも元に戻りたい』

という気持ちが強い人にはお勧めしたい


と話す。

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脳を変えるCI療法

道免主任教授は「CI療法は手ではなく

脳を変えるリハビリです
」と説明する。





脳内のある部分が死んでしまっていても、

別の神経回路をつくる「可塑性」によって

手指の機能を取り戻すという理論
で、

ニューロ(神経)リハビリテーション」として

脚光を浴びている。






この治療法を受けるには次の条件がある。


 ・まひしている側の手首が手の甲の側に

  20度以上動かせる。


 ・親指を含めた3本の指が10度以上

  伸ばせる。

つまり、手が全く動ない人には適用されない






だが、年齢を問わず、脳卒中になって数年が

過ぎた人にも効果が確認されている。





同病院ではすでに200例い所の実績を重ね、

全国の同療法の実施施設は50を超えた。





同療法は特別な器具や設備が不要で、病院での

訓練が終わった後も自宅で訓練を続けられる






「食事を作る」「ゴルフをする」などそれぞれの

目標を立ててもらい、その動作に重点を置く

ことが回復を早めるという。





公的医療保険が適用され、高額の負担はない。






兵庫県内の他の実施機関は、

 ・北播磨総合医療センター(小野市)

 ・兵庫医大ささやま医療センター(篠山市)

 ・順心リハビリテーション病院(加古川市)

がある。

















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