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ここまで来た医学の進歩 注目の先端医療 日本が誇る重粒子線治療

      2016/02/19






ここまで来た医学の進歩 注目の先端医療 日本が誇る重粒子線治療




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日本人の3人に1人の命を奪う国民病の「ガン」
「過去の病」と言われる日も近い⁉
そう信じたくなるほど昨今の医療の進歩は目覚ましい。
注目の先端医療とその可能性について調べてみた。




日本が誇る重粒子線治療


ガン治療では免疫治療が大きく注目を集めているが、
もう一つ可能性が期待できるのが重粒子線治療だ。


これまで重粒子線治療は300万円ほどの費用がかかり
保健が効かなかったので、カネ持ち向けの医療として
みなされてきていた。


しかし2016年1月14日に開かれた厚生労働省の
専門家会議で、一部のガンについて保険適用が妥当と
判断されたため、今後はより広く利用される可能性は
高い。




重粒子線治療に詳しいロハスメディアの川口恭氏に
聴いてみた。
「一般的な放射線治療は、通り道の細胞すべてを傷
つけるため、その傷が重くならないように何十回にも
分けて照射する必要があります。

対して重粒子線は患部だけにピンポイントで当てる
ことが出来、照射回数も少なくて済む。

初期の肺ガンでは1回照射も可能で、『切らない手術』
と言える治療法です。

費用は利用者が増えれば下がります」





重粒子線治療は一時期、アメリカで「明確な治療効果が
見られない」として研究が頓挫したこともあり、ガン
医療の主流派からは「予算ドロボー」扱いを受けた
こともあった。


しかし、長年の研究の結果、治療効果が明らかになり、
今になって慌ててアメリカでも研究を再開している。


いわば、日本が世界のトップを走る医療分野である。


現在、重粒子線治療を受けられる施設は全国で5カ所
(千葉、兵庫、群馬、佐賀、神奈川)あり、先進医療と
して2014年から1年で1889件の治療が実施
されている。





重粒子線治療について、さらに詳しく川口氏に聞いてみた。
「治療は1日1回、治療時間は15〜30分程度です。

照射が難解になるか、入院が必要かは、ガンの場所や
施設の方針によって異なりますが、最小1回、最多でも
40回、平均すると10回程度です。

通院で治療することも珍しくはありません。

治療期間は最短1日、最長5週間です。

なお、放射線治療では、照射してない個所の腫瘍まで
小さくなる『アブスコパル効果』と呼ばれる現象が
時々起き、免疫が関与していると考えられます。

重粒子線治療は免疫に与えるダメージが少ないので、
例えば、免疫チェックポイント阻害薬と併用したり
すれば、思わぬ治療効果があるかもしれません。

今後、重粒子線を使った治療のイノベーションが
いろいろいと起きてくるでしょう」


 - 先端医療

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